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なみだのりょう。 [つれづれなるままに]

秋が好きだと言いましたが、
ひとつだけ、ちょっぴり辛いことがある季節だったのを忘れていました。
この時期から急に空気が乾燥してきて、目がかすみまくるのです。
“ドライアイ”というやつです。


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学生の頃だったか、コンタクトを処方してもらおうと
眼科に行った時のことです。
涙の量を検査すると言われて、小さな紙を下まぶたにはさまれました。
数分間で、どれだけの長さが涙で濡れるか、というところを見るものです。
すると、紙をはさんですぐに、その部分がカサカサして痛くなってきました。
目の下にゴミが入ったような感覚です。
しばらくして紙をはずされ、先生が見たところ。。。。。
「涙の量はゼロ!」

なんだか、冷たい人間だと言われているようで、
別の意味でショックな言葉だったのを、今でも覚えています。
結局、こんな目にコンタクトのような異物を入れるのは無理!
という話になって、眼鏡を使うしかありませんでした。
今では、眼鏡が無い方が違和感のある顔になってしまっているので、
コンタクトに未練はないのですが。

我ながら、よく泣く方だと思っています。
カラオケで歌いながら、
その歌で泣いてしまうほどの涙もろさです。
(ツレに大爆笑されました)
それなのに、涙の量がゼロなんていったいどういうわけなんでしょう。

聞いたところによると、基本的に、目は涙が常に出ていて
ゴミや乾燥などから守っているんだそうです。
それとは別に、痛みや悲しみという刺激によって出る涙も
あるのだとか。
刺激で出る涙は、ドライアイの人でも関係なく出るものなんですね。
普段の涙が目を守ってくれていないから、
カサカサして目の表面が傷つき、かすんでいくというわけです。

レントゲンで目を診察してもらうと、
表面が傷だらけでした。
ガラスの表面にたくさん小さな傷が付いているような感じです。
少ない涙をなんとか無駄に流さないように、
目頭にある穴をふさぐという治療があるそうです。
けれど、それで必ずしも完全に治るとは限らないとのこと。
ついてしまった傷を少しでも目薬で治していって、
新しい傷を付けないように
普段の生活の中で改善していくしかなさそうです。

普段の生活といえば、家でも仕事でも、
パソコンは必須になってきました。
パソコンを使わずとも、職場環境によっては
その空間自体がエアコンなどで異常な乾燥状態の場所もあります。
すると、夜になれば文字を読むのも難しいほどの
目のかすみにおそわれることがしばしば。

じめじめした梅雨は好きではありませんが、
この症状が軽くなるのは、この梅雨時期から夏の間だけ。
それからしばらく、この目の辛さを忘れているのですが、
またアイツがやってきた、という具合です。
のど元過ぎれば、なんですよね、いつも。
またしばらく、このドライアイと戦わねばと思い知らされた
本日の湿度は46%。


多く笑うものは幸福であり
多く泣くものは不幸である
 ―ショーペンハウアー(哲学者・ドイツ)


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