「あさが来た」を振り返る<第1~3週> [芸能あれこれ]
NHK連続テレビ小説『あさが来た』
脚本:大森美香/主題歌:「365日の紙飛行機」AKB48
#第1週「小さな許嫁」 2015年9月28日(月)~10月3日(土)
#第2週「ふたつの花びら」 2015年10月5日(月)~10月10日(土)
#第3週「新選組参上!」 2015年10月12日(月)~10月17日(土)
さて、第1週では親子ほど年の離れたように見えてしまう
主人公・あさと許嫁・新次郎でしたが、月日は流れ、
あさは美しい娘に成長し、無事嫁入りをしました。
あさの姉・はつも、嫁ぎ先の惣兵衛の人間ぷりが心配でしたが、
時には着物を選んでくれたり、芝居を一緒に見に行ってくれたりと
いくらか良い夫になろうと努力をしているようです。
特に着物を選んでくれたシーンでは、
不器用でも二人が少しずつ歩み寄っていることがうかがえて
ホントにほっこりしました。
宮崎あおいさんの表情がとてもかわいらしかったなぁ。。。。。
あさはというと、今週冒頭では、初めて結ばれる場面で
新次郎に相撲技をしかけてけがをさせていました。
昔はどうやって、そういう営み的なことを理解していくんでしょうね。
お嫁入りして、なんにも知らない状態で突然何かされたら、
びっくりして投げ飛ばすこともありそうです(笑)
あ、当時の女性が投げ飛ばすなんてことはほぼ無いか。
そんな中、時代は幕末。歴史が今にも変わろうとするとき。
新選組が町をかけまわっている頃です。
キャストを知って、どれだけの人が歓喜したでしょうね。
“土方歳三…山本耕史”って!!!
なんて憎い演出。
あの伝説(?)のNHK大河ドラマ「新選組!」(脚本:三谷幸喜)の
キャストそのまんまじゃないですか。
しかも、登場シーンでは
「待たせたな」…キラーン(カメラ目線)
―て、ここは池田屋かい!
という、おそらくまったく話の筋に関係のない遊びの演出。
ぞくぞくしてしまいました。
とまぁ、ここは脱線ポイントなのですが、
山本さんがそれで終わることはなく、
主役のあさちゃんとの絡みシーンもきちんと作られていましたね。
あさが嫁入りした加野屋は両替屋(いまの銀行)ですから、
新選組がお金を借りにきたのです。
横暴に貸せという土方に、
あさは「ちゃんと返してくれるのか」と
足を震わせながらも、お店の信用を損なうまいと
踏ん張るのです。
最終的には土方の迫力に腰を抜かしながらも、
必死に新選組と立ち向かったあさ。
毎晩夜な夜な出かけていた新次郎も、
浮気ではなく実は三味線の稽古だったとわかりひと安心で。
勇敢で正しいあさを見る目が変わった新次郎が、
改めてプロポーズするんです。その眼差しの優しいこと
そこから新次郎はあさに、
お店の帳簿をこっそり見せたり、蔵を開けたり、
すっかり言われるがまま。
はじめに、新次郎のお母さんに、
「加野屋の嫁にふさわしいのは、夫に惚れられる女だす!」
と商売に口を出さぬように釘を刺されていたんですが。
夫に惚れられる女になると、
より商売に口が出せるようになってしまって、さあ大変です。
姉のはつは、嫁入りした山王寺屋の経営に不安があるという噂もあり、
心配した母親やあさが訪ねてくることが気に入らない姑・菊に
蔵に閉じ込められる始末。
そして、結局は母親である菊に逆らえない惣兵衛は、
いつかはつと本当の夫婦になることができるんでしょうか。。。。。
来週はもっともっとあさが強い奥さんになっていきそうです。
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