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おおきな、あき。 [つれづれなるままに]

秋がいちばん好きです。
苦手な暑い夏から、少しずつ秋に移り変わるこの時期。

青空にどこまでも広がるいわし雲。
夕方にはだんだんと肌寒く感じて、
もわもわした空気から、急に澄んだ秋の香りになる瞬間があります。
そんな日には、なんだかドキドキします。
なぜだかわからないけれど。


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あぁ、秋だな。
もうすぐ冬になるんだな。
そうすると、不思議と心が逸ってドキドキしてしまうんですね。
早くも「今年もあと少し」感がただよってくる気がするのかもしれません。

もうひとつ、キンモクセイの香り。
この時期になると、あちこちでいい香りが流れてきて、
ドキドキを手伝っています。

一年が終わっていく寂しさみたいものと、
残り3か月まで過ごしたという満足感のようなものが、
同時に押し寄せてくるのが、この秋から冬にかけて。
その感じがたまらなく好きなんです。

音楽でいうと、マイナーコードの方が好きなことも
同じ感覚です。
底抜けに明るいものより、なんだか切ない。そんな感じ。

秋の香りにしろ、キンモクセイにしろ、
子供のころから、ずっと同じことを考えていました。
そのせいか、香りで子供の頃を思い出すような感覚もあります。
キンモクセイの香り→子供の記憶→懐かしいような切ないような…
という感覚です。

そういうのって、誰しもが持っている感覚かもしれませんね。
いろんな人の、いろんな思い出の空気や香りがありそうです。
面と向かって、人に話したこともないし、説明したことがないので、
周りがどんなことを思いながら季節の変わり目を過ごしているのか、
ちょっと気になります。

春や夏はというと、
現実的なことが多くて、物思いにふける隙がないです。
春は嫌いじゃないですが、花粉症になってからは
楽しみも半減です(この道20年)。
このごろは、お花見を楽しむ間もなくすぐ暑くなっちゃいますしね。 

そんな物思いにふけながら、今日は衣替えをひたすら。
朝起きたら寒くて、思わず一気に冬服を出しました。
洋服があふれることに、そろそろ嫌気がさしてきています。
これからは、無駄を省いて、シンプルに生きたいですね。

あったかいものを羽織ったり、布団にくるまれたりするだけで、
このうえない幸せ!


四季は それぞれの季節がくれば
いつも私たちにとって一番良い
 ―ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家・アメリカ)
 


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